ゴムホース類交換


クワ萬GRBも10年選手になり各種ゴム部品が劣化していると思われるので、メンテナンスついでに自力で交換できるゴム部品の類を更新していくことにしました。

BUSHに続いてシリーズ化ですかね。


2022年5月6日
左バンクがカシメバンドかと思っていましたが、ちょっと特殊なクリップであることがわかり交換を決行しました。

左から、ブローオフリターン、ブローバイのクランクへのリターン、ヘッドカバーについているブローバイホース2種、問題のクリップ
、結局使わなかったホース固定のバンド。
ひとまずブローバイのクランクリターンを交換。かなりバラさないとここにコンタクトできません。
写真はすでにホースが外されていますが、かなりカチカチです。
外したホースはこんな感じで割れました。交換はホースが柔らかなので、どちらかに寄せれば差し替えは簡単です。
続いてヘッドカバーから出るブローバイホースを交換。あれこれ考えましたが結局バッテリーを外した方が断然作業は楽でした。
問題の特殊なクリップ。何故かここだけこのタイプを使用しています。
これを外すための工具が存在していました。
それがこれ。ここだけのためだけに購入しました。将来、欧州車でも購入した時に使うのだろうか。いや、それは無いな。
摘出したホース。左側は
純正GRBとは品番が異なるようでした。
クワ萬GRBはFMICなので取り回しが異なるので結果的に長さはちょうど良いのでこのまま行きます。
最後にブローオフリターンホースの交換を実施。この作業中に以前から気になっていたタービン出口ホースに着くオイルミストの原因が判明。
タービンインテークホースの据付状態が悪く、隙間から漏れ出していました。
まさかこのタイミングでインテークホースを取り外すとは思いませんでしたが、断面を綺麗にしてしっかり締め付けてやりました。
これで改善すれば良いな。
ブローバイホースはこれで全部交換終了かな?
2021年9月19日
今回は右バンクブローバイホースおよび冷却水ホース各種を交換。左バンクはどういうわけかカシメバンドだったりするので諦め。
右バンクにある冷却水タンクを外します。
概ね4Lくらい抜くと大体作業できるイイ具合に抜けました。
外した加圧タンク。キャップはラジエーター交換時に新品にしたので継続使用します。
ちなみにネジを緩めるときにステーが割れました。
年相応に劣化してたわけですね。
タンクからウォーターポンプに続くチューブに接続するホース。
タンクとの接続に難儀。
ヘッドカバーからインテークに戻るブローバイホース。
細い隙間を通すのがちょっと大変。
新品は柔軟性、潤滑性ともに良いが、ナイロンメッシュが引っかかる。
ヘッドカバーから腰下に落ちるブローバイホース。
腰下側のバンドが苦戦。スロットル周りを分解しないと届かない。
今回はスロットルプリウォーマーチューブも交換のため問題なし。
純正状態だとインタークーラーを外さないと難しいですね。
続いて左バンク側。取れるものは取っておく。
スロットルに入る冷却水ホース(プリヒーター)。組み付いているものは形状が違うように見えるが、実は同じ。結構無理やり。
ブローオフバルブのインテーク圧ホース。
ただ刺さっているだけ。
冷却水はエアコンの熱源としても使っているのでエアコンまでの接続ホースも交換。
イン、アウトがあるので注意。
他のホースはバンドもセット売りになっていますが、このホースは別売りです。
そんなにだめになるものでも無いので流用。
奥までなかなか刺さらないのに体勢が結構しんどいので辛い。
ホースを定位置にするクリップ。
距離が近いので、付けておかないと擦れる。
最後にスロットルガスケットを新品にして、組み付けて終了です。
冷却水は抜いた分を補充する感じで入れておしまい。筋肉痛確定w
2021年6月6日
ブレーキの負圧ホースとおまけでオルタネーターの端子カバーを交換。
まずは負圧ホースから。
赤矢印の2本です。
クワ萬GRBはFMIC仕様なので、ノーマルGRBのインタークーラー裏についている配管を使って無理矢理取り回ししています。
そのため若干の加工が必要です。
今回交換する部品はこちら。
インマニ側につながるホースが若干長いのでちょっと切断。
このホースは方向性があります。
差し替えるだけなので特に難しくもなく終了。ホースが綺麗になった以外変わり映えなしw
インマニ側ホースの途中にコブがあるのが前から気になっていたので外したものを切開してみた。
簡単なワンウェイバルブでした。
オルタネーター端子カバーは熱劣化して硬化したのか、カバーを開けたら分離したので交換。
2021年5月30日
パージバルブ、ソレノイド周辺のゴムホースを交換。気がついたら抜けていたのがきっかけです。
一個余計なものが写っていますが、交換に必要なホース類です。VABに設定されている部番で一揃え。
クワ萬GRBは一箇所シリコンホース化しているので純正のままの方は「09530D040」が必要です。
交換にはオルタネーター外しが必要ですが、そんなに難しい内容では無いです。
プラ部品の破損がないことだけは運です。

とりあえず撤去しましたが、なにも違いがありません。パージバルブには方向性があるようなので注意。
入れ替え後。部品が綺麗になって柔軟性が復活する以外なにも変わらないw
精神衛生的問題ですね。

2021年5月7日

最も気になっている3か所をまず交換。

部品番号:11815AB450 ホース アセンブリ,PCV

クランクケースからインマニとインテークホースにつながるホース。

ついでにバルブ コンプリート,コントロールも交換。

部品番号:11810AA060

よくわからない付着物がネットリついてました。

部品番号:99071AD330 ホース,バキューム

インテークホースとブースト圧コントロールのソレノイドとをつなげるホース

無理やり接続していたせいか、ホース表面がひび割れてボロボロでした。

部品番号:99071AB420 ホース,バキューム

インテークホースとシリンダーヘッドカバーからのブローバイホースとの接続ホース

ジョイント部分がひび割れていました。まだ使えそうですが、柔軟性無しです。


どのホースもみんなカチカチで簡単に分離できない状態なので、どうせ捨てるならと切開しながらの作業となりました。

PCVホースの摘出をしたところ、2股に分岐する上側(インテークホースにつながる方)のホースにブローバイが多く付着していました。

タービン出口のホースにオイルミストが付着する件はもしかしたらこいつが原因かもしれません。とりあえずインシュロックできつめに縛り上げておきましたが、それでも付着が収まらない場合はちゃんとしたバンドで固定する必要があるかもしれませんね。

今回活躍した工具たち。

特にバイク用に用意していたスプリングフックが思わぬ活躍を見せました。

いつものようにホースバンドがあらぬ方向を向いていてプライヤーでつかめないのでフックでひっかけて回しました。あれこれ悩まずにできたので、思っていたよりも作業がはかどりました。

Spec B,C Type Ⅱ

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