EDFCの取り付け


長いこと下準備に時間がかかりましたが、いよいよ本体の取り付けです。
今回揃えたもの。
・EDFC本体
・M12モーターセット(モーターエクステンションキットを使う時はM12である必要があります。)
・モーターエクステンションキット
・延長ピストンロッドトップ(これがないとGRBは付けられない)
まずリア側から。
減衰調整ノブを外して(専用工具はEDFCについてきます)
中に入っている芋ネジを抜く。
ピストンの中にグリス(本体に付属)を入れる。
延長ロッドトップを組み付けて、グリスを入れる。
延長ロッドトップに付属の減衰調整ピンを入れる。
エクステンションキットの台座を組み付け。
車両に戻す前に砂等入らないようにテープで蓋をします。
車両に戻すとひょこっと出てきました。
頭をかぶせるとこんな感じ。0Gだとスプリングピン入れると割とギリギリですねぇ。
ケーブルを組み付けて(写真忘れた)モーターをセットします。ネット上でよく聞くモーターのダストブーツは確かに組付け辛い。
モーターはボディに固定するとモーターの駆動音が伝播して耳障りらしいので空中に浮かせてみました。ラゲッジの下にある内装材は発砲スチロールなので遮音性もよいはず。

反対側も同様の処理をしました。

少し高さがあることで内装と干渉します。
適当に輪郭を描いてボードを切除します。

助手席側はプラスチック段ボールなのでカッターで簡単に処置できますが、運転席側がめくってみると薄い鉄板が入っていました。丸鋸で簡単に切れました。


切断面を不織布テープで養生して完成。もうちょっときれいに処置したいなぁ

続いてフロント側に移ります。

リアとの違いは延長ロッドトップを使わない以外同じです。「減衰力調整ノブを取って・・・」の作業を行います。
エクステンションキットの頭をのせてケーブル・モータをセットします。

フロントはストラット型なので、このエクステンションキットの頭がスムーズに動くようにします。仮組時は全くと言っていいほど動きませんでした。原因は固定用のスプリングピン。

こいつの部品精度が悪すぎで全くお話になりませんので、エクステンションキットの頭の干渉部分を削りつつスプリングピンの形状を整えました。もうちょっと何とかなりませんかね。TEINさん。。。

干渉チェックです。本体側は大丈夫そうですが、ダクトカバーを浮かせている分ケーブル側が干渉しているようです。もうチョット干渉部位をしっかり特定して干渉対策をしようと思います。
反対側も同様にダクトカバーと干渉ですね。
モーターは左右ともこのような感じでフローティング。しっかりと固定せずにぶつかる位置にエプトシーラーで保護しています。
モーターの配線を室内に引き込みます。
本来は必要の無い作業ですが割とスペースがないのとアクセサリー電源を取るには室内の方が都合が良いためです。
こちらは運転席側。
こちらは助手席側。
同じようなグロメットがあるので切り込みを入れて突っ込みます
車内に引き込んだモーターケーブルの処置に移ります。運転席側の足元にスペースはないので必然的に助手席側足元にモータードライブunitを置きます。まずは運転席側のモーターケーブルを助手席側に引き回します。操作中にケーブルをひっかけないようにカーペット下を通すことにしました。助手席側へはセンタークラスター裏ではなく、オーディオ下を通します。

クラスター裏は一見スペースがありそうですが、熱源配管があるので(しかも結構熱い)熱害を受ける可能性が捨てきれませんでした。

ドライバーunitへケーブルを配策しつつ、unitを固定。両面テープだとメンテナンス性が悪そうなので、面ファスナーで行いました。助手席側は線が大量に余りますが適当にまとめておきます。ドライバーunitの電源線を這わせてリアを着手。
リアはあれこれ悩んだ挙句、配線はリアタワーバーにくくりつけて、ドライバーunitはキャニスターの下にいい感じのスペースがあるのでそちらに同じく面ファスナーで固定。

キャニスターカバーはタワーバー設置時にいろいろ切り刻んでいるので、エッジをエプトシーラーで保護。ぶつかっても切れないように処置します。

カバーをかけるとすっきり隠れます。この後スペアタイヤを乗せましたが、コネクタがタイヤに干渉しました。ちょっと位置をずらしてごまかした。
リアドライバーunitの電源線はリアシート脇からセンターコンソールへ取り回し。この辺の処理を適当。
電源はアクセサリーから取ります(ドライバーunitは常時電源可らしいが)。
フロント周りはオーディオなどの電源を取っていて容量に余裕がなさそう。配線図とにらめっこしていたところ、手つかずの電源線を発見。リアアクセサリーソケットという名のリア用シガーソケットです。20Aの容量を持ちながら何も使っていないです。

写真のY/W線がそれ。この線に分岐コネクタをたくさんつけるのも気が引けるので、1本枝を設定することにしました。

リアシガーソケットから分岐した線に全ての電源線を接続。なんとも贅沢な仕様となっております。GNDはGセンサーの固定ネジが導通していたのでこちらへ接続。リアドライバーunitのみウーハーのGNDポイントを使用しました。
後はスピードパルス線に接続してコントローラーを設置して終了です。

オプション線が2系統ありますが、それはまた後日設定することにします。

コントローラーはひとまずSI-DRIVEの操作部に置いてみましたが、液晶画面が全く見えずw

取り外しはできるようにしてあるので、いずれは運転しながら操作できる位置へ変更しようかと。


で、噂の作動音ですが。。。

エンジン非稼働状態ではそれはまあいい感じに車内にモーター作動音が響きます。これ本当?というくらい。無理やり固定してボディーと接触しているからかと思い、いったん完全に空中に浮かせてみましたが、やはりだめ。

これはもう、モーターエクステンションを伝っているとしか思えません。

まあ、クワ萬GRBは走行時騒音はいい感じなので、走ってみるかと試したところ。。。

ふふっ。聞こえませんでしたw

速度感応制御をやらせてみましたが、全く聞こえませんwこれでヨシ!!(耳が遠くなったのかもしれませんがw)

ということで、静穏タイプのマフラーや純正マフラーの場合はもしかしたら気になるかもしれませんが、ある程度チューニングをしているとか、ハイグリップタイヤなどでロードノイズが出る車の場合はそれほど神経質にならないでもよいかもしれませんね。

セレナにつけるのはやめようと思ったクワ萬でした。


後日談
25mmのリフトアップスペーサーによりエクステンションケーブルとストラットマウント?が微妙なクリアランスになっていましたがやはり干渉している様でしたので、直付け仕様に変更しました。
するとあら不思議。フロントからのモーター音がほぼ聞こえない状態になりました。
どこかで振動しているんだと思いましたが、こうなるとケーブルが悪さしているとしか言いようがないですね。
外部入力2系統を接続しました。
2系統をスイッチ切り替えするために、on-off-onのスイッチを追加します。
スイッチは純正でspec Cのインタークーラーウォータースプレーのスイッチをインストールするところがありますが、意外と操作しにくい場所にその場所があるので、スイッチが小さいことを逆手にとって写真の場所に設置します。
ここは曲面なのでスイッチが浮きますがそrうぁ仕方なしということで。

小さいドリルで穴を開けていき、最後はカッターで仕上げます。マスキングした線が消えるくらいまで切り取ります。
あっけなく元に戻して試験。
ちゃんと機能しました。
自己満足の世界ですね。

Spec B,C Type Ⅱ

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