ヘッドライト LED化


クワ萬GRBはH7バルブのハロゲン仕様です。装備簡略化の17インチモデル故ですが、これまでベロフのHIDを使用してきました。

プラスチックレンズの宿命である、内から外からの紫外線攻撃によって劣化が進行し、微細クラックが大量になったので、紫外線を出さないといわれるLEDに変更することにしました。

LED化にあたり、劣化したレンズは程度のよさそうな中古をオークションで入手。(結果的にこちらもまあまあな微細クラックがあったのですが、まだまし)

LEDバルブはH7対応はまあまああるのですが、背が高いと蓋が閉まらない事象が出るのでかなり慎重に選びました。

実測とカタログ値のにらめっこをした結果、HID屋のH7バルブなら冷却ファン付でそれなりに蓋との背面距離をとれそうでした。LM値も高く評判もよさげなので、これを選択しました。

ルーメン値は12600のもの。

本体はこんな感じ。LM値が大きいものはコントローラー別体が必須っぽいですが、おそらくこれがぎりぎりなんだと思います。

H7バルブはこんな感じでくっついていますが、、、

LEDのアダプターを分解して入れてみると固定バネは全く合いません。これがカタログに記載の「取り付けに難あり」の正体か?

でもこんなことくらいではへこたれません。現物合わせします。

バネは最終的にプラスチック部品にひっかけることになりますので、あまり強い力がかかるようにするとそのうち破損につながります。

できるだけ強固かつ優しいタッチにするように調整します。

バルブをつけていったん完成。ちゃんと蓋は締まりました。

バルブの向きがあるようなのですが、ひとまずチップが横向きに照射するようにしておきます。

ヘッドライト交換にはバンパー外しが必要ですが、途中工程は割愛。ついでに先日ショッピングモールのプラ製立て看板にぶつけておかしくなったブラケットを交換します。

ブラケットの品番は以下の通り。

ちなみに対策品らしく、ヘッドライト寄りのスナップフィット爪が大きくなっていました。

でもこれのおかげでバンパーがうまくつきませんでした。バンパー側形状がちょっと違うのでしょうか。少し先端を削りましたが、建付けは問題ないのでこれでOKとします。

ブラケットをつける前に穴周りの形状を少し整えてあげましょう。木片でトントンするといい感じです。

ついで作業です。ボンネットを入れ替えついでにウォッシャー関係を新調しましたが、タンクからボンネットまでのチューブも交換します。

品番は上記ですが、このほかにタンクからこの品番につなぐためのチューブが1本必要です。

マッドガードをここまではがしてチューブにコンタクトします。

なお、ポンプからチューブを抜くと、ウォッシャー液が際限なく出ますので注意。

空にしておくか、交換用チューブを素早くはめるかしましょう。

ボンネット側のチューブはここから取り出します。90°エルボー管があるので無理やり引っ張っても駄目です。ちゃんとここから取りましょう。

バンパー外して発見した不具合。バンパー割れてました。。。

その辺に転がってた細いSUSワイヤーを何本か埋め込み、バンパーの使わない部分から切り出した切れ端でさらに盛り補強。処理が汚いけど見えないからよいのですw

バンパーをもとに戻して、劣化したクリップを交換。バンパーとマッドガードを固定するプラクリップはこの品番です。6個使います。

点灯試験です。

HIDの時も上下方向に影が入りましたが、LEDバルブは側面発行なのでこういう影ができるのは仕方ないのでしょう。実際の灯火状態は大丈夫そうです。HIDの場合の光具合はBELLOFのページを参照ください。

最後は光具合の比較です。

まずはHID。まあこれも明るいですよ?

LEDだとどうだ!?

HIDの方が少し光が散っているように見えますね。明るさは大差ない感じですね。少しLEDの方が強度が強そうに見えますが。。。

価格が7-8倍異なるHIDと比べてHID屋のLEDはかなりコスパ高いですね。

エンジン切っていると冷却用のファンの駆動音が聞こえてきますが、それほど気にならないです。

Spec B,C Type Ⅱ

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