EnduraPro Plusへ交換
クワ萬GRBも10年選手となり足回りのブッシュ類をちまちま交換していますが、今回は某ショップのクリスマスイベントにて思いかけず入手できたTEIN製の純正形状サスに交換をすることにします。交換に際しサス周りにジオメトリを測定しながら交換していたことと、途中で衝撃的なことが分かったのでかなり写真を撮り忘れました。
とりあえず物はEnduraPro Plusです。16段の減衰調整ができます。
とりあえずフロント回りを分解。純正との比較ですが、TEINのものは正立サスなので見た目が異なります。全長は同じですが、ケース側が若干長めです。
ハイドロ・バンプ・ストッパー付きですがバンプラ付きでダストブーツもついています。
併せてばねにまかれている異音防止ラバーを取り付け。こちらもTEAIN製を入手しました。
リアはバンプラもダストブーツもありません。こちらもばねに巻かれている異音防止ラバーを取り付け。
で、衝撃的出来事ですが。。。
1.EDFCコントロールモーターが付けられそうにねぇ
リア側は問題なさそうですが、フロント側が面倒くさいことになっています。
一応将来的に減衰調整を車内コントロールできるようにしようと考えているのですが、クワ萬GRBに取り付けられている「スーパー あげ底くん」のピロナットの背が高すぎて、コントローラーケーブルを取り付けるための要件を満たせません。
あと2mm足りないので、ネジ部が同等のものでナットの背が低いものを探さないとなりません。
2.リアサスの伸び側ストロークが10mmしかないw
これのほうが問題かも。そのせいで右往左往し写真を撮り忘れた次第ですw
(2022/1/9 ストローク改善ついでに撮影)
クワ萬GRBはエクシーガのばねを組み込んで伸び側のストロークを犠牲にしつつ車高UPを実現しています。単体で並べたときに「あれ?」となんか全長短い。。。これってストロークも短くね?という感じです。2~3cm程度短くなっています。
分析するに、純正ではバンプラがついていて明らかにバンプタッチしている形跡がありました。また、オイルの滲みでできるオイルリングを眺めているとどうやら下記のようであると判断しました。
・そもそもこのサスはハイドロ・バンプ・ストッパー付きなのでバンプラは不要(ではないはずなのだが。。。)
・バンプタッチしているようだが、全ストロークしているわけではなさそう。
・オイルリングの高さ分だけ短くなっているようだ。
上記により、未使用領域は削除した。という感じです。
ということで、1G時ストロークはたったの10mmです。
なんかこの設定はGC8の冬足の再来だなw
リアダンパーの上部減衰調整ノブのネジ側に意外と余裕があることに注目。
測定したところ、組付け状態でナット上部から先端まで約28mmありました。
減衰操作部は9㎜あるので、ネジ長は19mm程度の余りがあることになります。
現状はプリロード圧が強すぎであるため、ダンピング領域の上端側で仕事をしている状態でした。プリロードを落とせば、つり合いの荷重点は同じだが、ダンピング作動帯が下のほうに移動するはず。これは車高が落ちる可能性も否めないが、もともとリア側が高めなのでそこは許容。
ということで、アッパーシートを移動してプリロードを弱める方法を採用します。
EDFC取り付けを前提とすると、EDFCモータの取り付けには2パターンあり。
・モーターもしくはエクステンションケーブルを直接上端に取り付け。
これにはネジ部長さが7mm必要。すなわち残りは12mm
・ピストンロッド延長
これには、ネジ部長さが11mm必要。すなわち残りは8mm
モーターもしくはエクステンションケーブルを直接取り付ける場合は、取り付け周囲にスペースが必要ですが、リアショック周りにそのようなスペースは確保できなそうです。
そうなるとロッド延長しかありませんので、残り8mmアッパーシートを移動してプリロードを少し緩めます。
通常、何かカラーを購入するところですが、工具箱をあさっているとこんなイイものを見つけました。
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