リアショックEDFC対応化
直接サストップにモータを取り付けできない場合の回避策としてTEINは「モーターエクステンションキット」なるものを用意しています。ただしこれを取り付けるにも制約があり、ケーブルはそれほど柔軟性はありません。
軸取り回しのスペースを確保する必要があります。
リアのサス取り付け上部にはスペースがありません。かつ伸びストロークを確保するためにアッパーシートのかさ上げをしたので、通常の状態よりピストンロッドはさらに奥にあります。
この状態を回避するさらに別のオプションがあります。
それがこれ「延長ピストンロッドトップ」
これはモーター取り付け位置のかさ上げをするもので、エクステンションキットとの共着が可能です。長さは注文時に指定可能ですので、適切な長さを現車合わせします。
と探していたところいいもの見つけました。
100均の突っ張り棒。細い方の直径が10mmで太い方の直径が13mmあります。こいつを加工して現車から寸法取りします。
両方とも試してみましたが、太い方が都合がよさそうでした。
ネジ径は10mmですので、太すぎる分はテープなどで隙間を狭めます。
左リアのピストンロッドにさしてみました。正確ではないですが、概略でどんな方向に向いているのかがわかります。これは1Gの状態です。
最終的にパイプの長さは39mmとなりその他もろもろの寸法を差し引きすると設定値としては24.5mmくらいあるとOKであるとなりました。
(備考)
後日アッパーマウントがへたっていることに気が付いたので、下記のように修正。
とりあえずアッパーマウントとアッパーシートの新品を準備。
アッパーマウントは純正と若干形状が異なります。
並べてみたところ。
見事にへ立っています。4mm程度異なっている様子でした。
着地状態でだいぶ違います。ゴム部分が圧縮永久ひずみで縮まっているようですね。
ジャッキアップするとさらにへこんだ状態です。これではだめですね。
へたり分の4mmを延長して28.5mmを修正値とします。またへたってきたときにさらに出っ張り方向になりますが、これは仕方なしでしょう。ボディーパネルに干渉して曲がるよりはましです。
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